H-IIAロケット48号機、2024年1月12日に打上げ成功 情報収集衛星光学8号機搭載
H-IIAロケット48号機、打上げ成功
1月12日に情報収集衛星「光学8号機」を搭載した「H-IIAロケット」48号機が種子島宇宙センターより打ち上げられました。
H-IIAロケット48号機打上げの様子 – NVS Youtubeチャンネルより
H-IIAロケットの打ち上げは、2023年9月7日に行われたX線分光撮像衛星XRISMと月着陸実証機SLIMを搭載したH-IIAロケット47号機の打上げ以来およそ3ヵ月ぶりで、2024年に入って最初の打ち上げとなりました。
「光学8号機」は打ち上げからおよそ20分後に分離され、予定通り軌道投入されました。
「光学8号機」光学センサー搭載して画像を撮影する光学衛星で、2018年に打ち上げられた「光学6号機」の後継機です。同様の光学衛星は現在3機(8号機を含めると4機)が運用されています。
「光学8号機」で収集されたデータは災害対策や防衛対策に活用される予定です。
また、打ち上げが行われた種子島宇宙センターでは、2月15日ごろに新型のH3ロケット試験機2号機の打ち上げが予定されています。