「アルテミス1」、2022年11月16日に打ち上げ成功
2022年11月16日午前1時ごろ(米国太平洋時間/日本時間16日午後3時)、フロリダ州にあるNASAケネディ宇宙センターより新型のロケットSLS (Space Launch System)が発射され、月探査計画「アルテミス1」のミッションが本格的にスタートとなりました。
本来であれば打ち上げは2022年8月下旬に予定されていましたが、ハリケーンの接近などで打ち上げの延期が相次ぎました。今回無事に打ちあがった事で、宇宙開発の歴史に新たなページが刻まれたことは間違いありません。
「アルテミス計画」とは?
「アルテミス計画」はNASAが主導し、人類によるおよそ半世紀ぶりの月面着陸を最終目標とした月探索のミッションの総称です。
三つの段階があり、今回のSLSロケットの打ち上げは最初の段階である「アルテミス1」にあたります。打ち上げ後、SLSロケットからさらに新型宇宙船である「Orion(オリオンまたはオライオン)」が発射され、無人月周回飛行テストが行われます。ミッションが無事に進めば、数週間後に「Orion」は地球に帰還予定です。
アルテミス計画については以下の記事でも詳しくご紹介しております。
いまさら聞けない!?アルテミス計画のあれこれ